テニスと温泉とビールが呼んでいる テニスと温泉とビールは世界の共通語です。

雪国・秋田ではこの時期の大会は数少なく、新年1月の10日・11日の二日間は、北野田アリ－ナコ－ト（2面）にて「第２１回秋田県冬季室内ダブルステニス選手権大会」が開催されました。

先に発表されたドロ－を見たら、女子Bには練習でお世話になっている「チョッパ－ズ」から1ペア、シ－ズン中の練習でお世話になっている「県庁同好会」から1ペアエントリ－されている。
この両ペアは前にも何度か対戦があり、良い試合を繰り広げてきた。これは必見!とばかりに観戦してきました。

どちらも決勝まで残り、ファイナルにて激突。
セミファイナルではある意味どちらも壁と対戦でしたが、良い感じに乗り越えての決勝戦。

「県庁同好会」のリ－ドで進んだファイナル。5/1から6/2、6/3、7/4、7/5とチョッパ－ズの二人も追いついてきたが、リ－ドの差がでたのか軍配は「県庁同好会」が優勝。

セミと違ってこのファイナル、「良いリラックス」と「集中」のバランスが両ペアとも素晴らしく、単純にスコアだけで判断できる優劣ではない戦いでした。
もちろん勝ち負けがあり、満面の笑みの勝者・どうにも悔しい思いで一杯の敗者の姿がそこにはありました。

「ベストを尽くす」「力を出し切る」「相手を尊敬する」というのは選手に求められる姿勢です。とはいえ、なかなかそれは難しいことです。
今日のファイナル、両ペアにとっては、自分の力を全て出し切り、力の限りのファイトであったと感じました。こういう好敵手というのはそうそう巡り会うものでもなく、羨ましいとも思いました。
観戦した者としては、ものすごく良い「ドキドキ」をもらいました。
（両ペアの普段の頑張りをよく知っているので、多少感傷的ににもなっているのは否めない・・・。）

勝者のハイタッチ、敗者のリベンジの弁、両方受け取り帰宅。脇腹を押さえながら、1ポイント1ポイントを思い出しているところでアリマス。