2007年12月25日
ラフロイグ/クォーターカスク
今年も早いモンで12/25を迎え、ここ数日は町中もクリスマス一色。とは言え、ここ数年の暖冬傾向で雪のないクリスマスです。
ケーキも好きだが(ミルフィーユとか好きですよ。ドイツ人のお口の恋人・バームクーヘンも好きだ。)、今日は仕事帰りに酒屋へ直行。歯医者に通い始めて『飲みてい』モード200%のシングルモルトを買ってきました。(消毒薬の臭いがそうさせる。)
アイレイモルトのラフロイグのクォーターカスクなるものを購入。家に帰っていつもの呪文を唱えて冷蔵庫へ。
カスクストレンジと言えば樽から出してそのまんまという一品で度数が高い。普通のモルトは40度位にされ飲みやすい感が強く、カスクストレンジは臓腑にズドンと響く強さがある。今回のクォーターカスクは、通常の樽で熟成の後、19世紀まで一般に使用されていたという4分の1サイズ(クォーター)の小さな樽に移してさらに一定期間熟成させたもの。小さい樽の特色は、お酒との接触面積が増えて熟成のスピードが早くなるそうで、樽の特性を活かして造られたウイスキー。
御託はパスして飲んでみましょ。
空けた瞬間にコルクの臭いが気になる。まるで早出しのワインを空けたときのようです。グラスに注いでみると、色合いはいつものラフロイグ10年と変わらず、薄い琥珀色。香りはスモーキーさが抑えられ、バニラの香りが強い。スモーキーさを求める自分としてはちょっと物足りない。
飲んでみる。飲みやすいという感が強い。これのソーダ割りが流行っているようだが、なんとなく判るような気がする。いつもの10年だとピート感が強く、炭酸のキックが負けるかも。
馴染みのストレートで楽しんだが、今度炭酸で割って飲んでみよう。(いつぞやのタモリ倶楽部での炭酸水特集は、とっても興味深く見ました。お酒はなんとかなるが、あれだけの炭酸水をチョイスは秋田ではムズイなあ。)