テニスと温泉とビールが呼んでいる テニスと温泉とビールは世界の共通語です。

二日目の日曜日。

朝から太陽・猛烈ファイトしてきます。

6時から7時まで朝練をやって、雄和中央公園の大会会場へ。



今日は順位決定戦です。

女子・男子共に上位3チームが国体へ出られます。

大会のコンデションは初日と同じですが、シングルス2つで決定した場合は、ダブルス戦は打ち切りです。

9時スタートで、各コートは一球目から超気合い入りまくりの戦い。

絶対に取りたいポイント・絶対にあきらめない気持ち・絶対に勝つ気持ち。

無理と判っていても、何かに導かれるように身体は頭の中の理解を超えた動きをし、相手よりも一球多くリターンしようとする。

ロービングとして二日間コートサイドに立ち、彼女・彼らの素晴らしいファイトを目の当たりにし、ものすごく感動しています。

大会は女子の3位4位決定戦を残した状態で閉会式。



大抵のチームや選手は会場から去り、それぞれが結果を携えて故郷へ。

3位4位決定戦。国体へのチケットを掛けた最後の戦い。

本部も記録・ロービング・レフリー・ディレクターと最小人数で試合を見届ける。



シングルスで決着が付かず、ダブルス戦に入る。

まわりはどっぷりと暮れ、日中は拍手や応援の声で溢れていた雄和の空気も、闇に飲み込まれたように静まりかえり、ナイターの明るさに誘われて飛んできた虫の羽音が時々コートに響く。

4人の選手の「絶対にあきらめない戦い」ももつれ、気が付けば20時を回ろうとしている。



誰もが手に汗握り、ツバを飲み込むのも躊躇うような時間が流れる。そして、やがて訪れた瞬間。

一球のチャンスを逃さなかったチームの勝利。

成年男子 1位 福島県　2位 宮城県 3位 秋田県

成年女子 1位 秋田県　2位 岩手県 3位 福島県

国体での、彼女ら・彼らの戦いをしっかりと応援しましょう。そして、今回惜しくも国体へ行けなかった皆さんのファイト、絶対に忘れません。

二日間、おつかれさまでした。そして選手の皆さん、素晴らしいファイト、ありがとうございました。